ハチの世界は,思ったより奥深い。

ハチの世界は,思ったより奥深い。

金曜のブログ担当の西山です。

このたび,『海のミクロ生物図鑑』が重版となりました!

せっかくなので,ショート動画を作ってみました。
よかったら,ぜひご覧ください!

▶ 再生ボタンを押すと,音声付きでご覧いただけます。

さて,話は変わりますが,最近,動画サイトでハチを飼育している方を見つけました。

養蜂家というわけではなく,
どうやら趣味で飼育されているようなのですが,これがとても面白くて,ついつい見入ってしまいました。

一瞬,「自分もハチを飼ってみようかな……」なんて思ってしまったのですが,
さすがに危険なので,すぐに思いとどまりました(笑)。

それにしても,ハチの世界は不思議なことだらけです。

まず驚いたのが,ハチが別のハチを食べること。

スズメバチの仲間には,ほかのハチを捕まえて,幼虫の餌にする種類もいるそうです。

ハチといえば花の蜜を集めるイメージが強かったので,これにはびっくりしました。

 

さらに面白かったのが,女王バチと働きバチの関係です。

ミツバチは,群れが大きくなると新しい女王バチを育て,もともといた女王バチが働きバチの一部を連れて,新天地へと旅立ってしまうのだとか。

これを「分蜂(ぶんぽう)」というそうです。

飼育している側からすれば,働きバチがごっそりいなくなってしまうのですから,なかなか大変ですよね。

そのため,新しい女王バチが育つ兆候にも気を配る必要があるそうです。

 

ほかにも,ミツバチの巣は蜜蝋でできているので熱に弱く,暑さで巣が崩れてしまうこともあるのだとか。
(動画では,直射日光が当たって巣箱の中が大変なことに……。)

 

そして,何より興味深かったのが,ハチたちのフェロモンです。

動画では,分蜂した群れを巣箱に収める場面だったと思うのですが,女王バチが巣箱に入ると,それまでぶんぶん飛び回っていた働きバチが,次々と巣箱に集まっていくのです。

調べてみると,女王バチだけでなく,働きバチもフェロモンを出して仲間を呼び寄せているのだとか。

目には見えない物質を使って,仲間同士でやり取りをしているなんて,不思議ですよね。


知れば知るほど,「そんな仕組みになっているのか!」と驚かされます。

今までは,ハチといえば「刺されたら怖いなあ」という印象が強かったのですが,

こうして生態を知ってみると,ずいぶん見え方が変わってきました。

 

とはいえ,やっぱり飼う勇気はありません。

しばらくは動画越しに,ハチたちの暮らしをのぞかせてもらおうと思います。

コメントを残す