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¥1,870
「数学」と聞くと,「受験に必要不可欠な学力」「理工系の基礎学力」とだけ見られがちです。しかし,じつはそんなことはなくて,本当の数学=数量的な見方考え方というものは,「だれにでも楽しく,生きていく上でたちまち役立つもの」なのです。数学教育を根底から変える本です。読み始めたらすぐに,「こんな数学の本,はじめて」と思うでしょう。
★★ もくじ ★★
1.概数の哲学ー本当の数とウソの数,タテマエの数とおよその数,役立つ数
2.算数教育を考える
3.大学の入学試験と〈浪人〉
4.古代以来,〈日本人の成人の総数〉と〈読み書きできる人の総数〉
5.二宮尊徳と数学ー数学というもの,グラフというものの役立ちかた
6.日本(中国・朝鮮)におけるゼロの概念とその記号の歴史―「無」に関する大風呂敷的な教育談義
7.2種類あった江戸時代の円周率ー〈3.14〉と〈3.16〉のなぞ
8.科学と数学
9.遠山さんと私ー水道方式と仮説実験授業
10.授業書案《勾配と角度》
11.授業書案《図形と角度》
あとがき
板倉聖宣「数量的な見方考え方・数学教育」論文著作一覧
¥2,200
この本は世界で初めての〈吹き矢の力学〉の本です。〈吹き矢〉といっても,ストローとマッチ棒を使った,とても簡単な吹き矢です。この吹き矢を使った実験で,力学の原理がびっくりするほどよくわかります。この〈吹き矢の力学〉がわかると,落下運動の法則も理解できるのです。また竹トンボなどをうまく飛ばすコツもわかります。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 ものを動かす力とまさつ力
〈木のきれはし〉を横に引っ張って動かす
ザラザラした面の上で横に引っ張ると
〈まさつ力〉という言葉
重いものを吊り下げて横に動かすのに必要な力
釣鐘を動かす力
まさつ力を小さくする方法
コラム コロのはなし
第2幕 ストローとマッチ棒の吹き矢
ストローとマッチ棒の吹き矢
ストローの先端と手前にマッチ棒を入れたら
ストロー〈1本〉対〈2本〉
〈1本〉対〈2本〉,手前に入れて吹いたら
長い吹き矢・短い吹き矢
ストローが長くなるとどのくらい速くなるか
押して押して押して……だんだん速くなる
付録〈筒の長さ〉と〈矢の速さ〉との関係
第3幕 〈吹き矢の力学〉と落下運動
ストロー8本の長~い吹き矢
乗用車を押して動かす実験
ピンポン球とゴルフボールの落下速度
ピンポン玉とゴルフボールを3階から落としてみる
雨粒の落ちる速度
第4幕 実用的な吹き矢……吹き矢の歴史
マレーシアの先住民の吹き矢による狩り
日本で実用にされた〈吹き矢〉
江戸時代から流行した吹き矢遊び
〈スポーツ吹き矢〉
ヨーロッパには吹き矢がなかった?
第5幕 ものをうまく動かす方法
ものをうまく動かすコツ
考え方,生き方だって,真似をしてうまくなる
技術と技能
ものを遠くまで飛ばす〈技術〉
ものを遠くまで飛ばす〈技能〉
〈技術〉と〈技能〉は転移する
〈竹トンボ〉と〈紙トンボ〉
紙トンボの作り方と飛ばし方
コラム 〈びん詰めのフタ〉を開けるコツ
¥2,200
ここではたくさんの分子が登場します。もっとも身近な空気中の分子から,体におもしろい働きをする気体や,フロンやダイオキシンなど環境に悪い物質まで,分子模型にして見ると,じつに単純明快です。環境問題の入門書としても最適。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 空気の中の分子たち もっとも身近な分子
第2幕 空気を汚す気体 フロンからダイオキシンまで
第3幕 くさい気体,おもしろい気体 アンモニアから沼気と笑気まで
第4幕 植物や食物のもと 燃えて気体になる分子から
¥1,980
著者自身が長い間わからずに頭を悩ました問題で,自分で気づいて納得できた事がらのうち,普通の哲学・弁証法・矛盾論・科学論の本などには書かれていない独自の考え方を展開。哲学は,眉間にシワを寄せて語ったり,知識をひけらかすためにあるのではありません。哲学的に考えるとは?
このわかっているようでわかっていないテーマをわかりやすく述べた画期的著作。
★★ もくじ ★★
第一話 科学と哲学と学問と
第1章 哲学とは何か
第2章 哲学者アリストテレスと数学者兼哲学者ガリレオの仕事の違い
第3章 哲学と科学と学問の違い
第二話 真理は実験によってのみその正しさが証明される
第4章 唯物論と観念論の違い
第5章 「真理の基準は実験にある」という実験観の成立
第6章 経験と実験との違い
第三話 真理がなかなか勝利しないことがあるのは何故か
…権威主義と党派性と階級性の問題
第7章 仮説が真理となり,みんなのものとなるまで
第8章 現代科学でも真理は必ずしも容易には勝利しない
第9章 党派的な真理観を乗り越えるには
第10章 近代科学も党派的な学問として成長した
第四話 弁証法的に考えるということ …発想法としての弁証法
第11章 〈ものごとを根底から考え直す方法〉としての弁証法
第12章 弁証法は科学ではない
第13章 討論すると考えが深まる
第14章 自由に考えるための原則
第五話 矛盾は実在するか
第15章 矛盾とは何か
第16章 「運動は矛盾である」とはどういうことが
第17章 イコールの矛盾
第18章 人間と社会の矛盾の問題
第六話 〈心の持ちよう〉と現実
第19章 理想を抱いて生きるために
第20章 心の持ちようと現実
第21章 他人とのつき合い方)
¥2,200
「衝突」というのは,私たちの身近なところでたえず利用されている,実用的でとても面白い現象です。また,一瞬の間に起こるので,とらえどころのないものでもありました。しかし,最近は,一瞬に起こる現象もとらえられるようになりました。そこで今回は,〈だるま落とし〉の力学から入って,簡単にできる面白い実験を次々と取り上げていきます。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 衝突と瞬間
・ ゆっくり速度が変わる運動と急激に変わる運動
・ 衝突が発揮する偉大な力
・ 衝突の力は無際限?
・ 衝突の〈瞬間〉とはどのくらいの時間か
・ 瞬間を見る
・ テニスボールの加速の瞬間
・ ゴルフボールは1万分の5秒の間に加速される
・ 振動の働き
第2幕 ダルマ落としの力学
・ 〈ダルマ落とし〉のなぞ
・ 力は継続してはじめて効果を発揮する
・ コップと厚紙と消しゴムの実験
・ 2つのコップに渡した棒はどうなるか
・ 糸でつるした〈おもり〉の糸はどこで切れるか,他
第3幕 2つの円板の衝突実験
・ 同じ重さの円盤を正面衝突させると
・ 衝突の前後で速さは交換するか
・ 止まっている重い円板に軽い円板を衝突させる
・ 「運動量保存の原理」というもの
・ 重さ2の円板に重さ1の円板を衝突させると
・ 重さ3と重さ1の円板を同じ速さで衝突させると
第4幕 連続衝突のふしぎ
・ シアター式衝突実験器の発明
・ 円板を3枚重ねたものに円板1枚をぶつけたら
・ 円板が衝突する瞬間
・ 3枚の円板を横にならべて衝突させたら
・ 昔の豪華な衝突実験装置,他
第5幕 ものが跳ねるとき・跳ねないとき
・ スーパーボールはどんなときでも跳ね返せるか
・ ものが跳ね返るのななぜか
・ アンチ・スーパーボール
・ パチンコ玉の落下衝突実験
・ 衝突するものは,跳ね返るときに力を出すか
・ ものが壊れるときと跳ね返るとき
・ すっとびボールの発明物語/あそび方/とぶ理由,他
¥770
明治以前,日本では仏教の影響で肉食が普及しなかった。では,その仏教を日本に伝えた国,朝鮮=韓国では,いつ頃から焼肉を食べるようになったのか?
焼肉と唐辛子の起源をたどることで,日本にもっとも近い国,朝鮮=韓国との食物・思想・政治・文化の歴史的つながりが浮き彫りに。世界史入門としてもおすすめ。
★★ もくじ ★★
第0部 はじめに
朝鮮=韓国語の語順/朝鮮と韓国
第1部 焼肉料理
蒙古軍の襲来と高麗/肉食の起源・肉食と宗教/朝鮮=韓国史概観年表/朝鮮=韓国の仏教と儒教/韓国における葬式/ヤンパンと日本の武士
第2部 唐辛子とコショウ
唐辛子の唐の字のいわれ/朝鮮人とコショウの歴史/日本の鎖国と朝鮮の鎖国
¥2,200
江戸時代の末期,浦賀沖に現れたアメリカの黒船の開国要求に揺れる日本。幕府と新勢力の薩摩や長州の対立がさけられない情勢になったとき,「国内が一致して外国に対抗しなくてはいけない大事なときに,内乱など起こしてはいけない」と,自ら負けを選んで江戸城を無血で明け渡したのは,幕臣の勝海舟でした。では,幕府の中にいながら,なぜ勝海舟は,そのように広い視野に立った判断を下すことができたのでしょうか?
これまでの「勝海舟の伝記」では見落とされてきた新たな視点に立ち,歴史の中から海舟像を浮かび上がらせることに成功した画期的な評伝!
★★ もくじ ★★
はじめに 江戸時代の社会とその変化
第一章 勝海舟=麟太郎の生い立ち
第二章 先見の明を育てるもの
第三章 新しい時代のはじまり
第四章 開国か,勤王攘夷か
第五章 人びとの意見を変えた「攘夷の実験」
第六章 「江戸城」無血開城へ
第七章 不思議な革命,明治維新
あとがきにかえて 世界で通用する日本人,勝海舟
付録 勝海舟 年図
¥2,200
月刊誌『たのしい授業』の創刊から1986年までに掲載された論文の中から,民主主義・発想法・研究方法論・組織論・運動論などについて書かれた論文をまとめた1冊。「民主主義」などというと,仰々しく聞こえるかもしれませんが,ここにはたのしく生きていくための指針になるものの見方・考え方がいっぱい。授業や生活の中に真の民主主義を実現するための指針に。
★★ もくじ ★★
古い教育観をどう克服したか
自分を尊敬できる人間に/「好きになる」という視点
欲望をもとにして授業をたのしむ
自分の欲望だからサービスできる/「なんとなく」を守ってあげる,他
仮説実験授業入門講座〈光と虫めがね〉
まずは楽しむ/太陽の光で物を燃やす話/子どもが喜ぶカメラと幻燈機/望遠鏡の原理/心をモノで表す,他
若き教師たちへ
授業によって子どもを信頼する/人間としての喜びを保証する/徹底した子ども中心主義/授業書のねらいを実現する,他
仮説実験授業とめぐりあったころ
生活指導から理科へ/仮説実験授業と出会う……押しつけの発見/〈ものとその重さ〉の授業……使命感が抜ける/子どもが私の先生/教師の「教育観」テスト/教師入門の第一歩,他
「学校ぐるみの実践」と押しつけ
「黒子」としてサービス
教師の機嫌が大事/手のひらは上向きに,他
教室の主権者は子どもたち
問題をイメージする……教師の出番/理由も討論も子どもの出番,他
子どもを大切にするということ
「子どもの立場に立つ」ということ/授業書のねらい通りに展開していく見事さ,他
¥1,980
今では当たり前になっている「おさつ」や「図書館」や「郵便制度」。それらを最初に考え出した人がいて,それが定着するまでには様々なドラマがありました。新しい何かが作り出されるとき,そこには創造的に生きた人たちがいたのです。これまで,ありそうでなかった初めての「社会の発明発見物語」。社会のことや経済のしくみまでがイキイキと見えてくるお話ばかりです。お話のくわしい解説もついています。
★★ もくじ ★★
・ 社会の統計法則の発見
ロンドンの人口をつきとめたジョン・グラント
・ 郵便制度の改革
均一料金と切手の発明
・ 現金かけ値なし
定価の発明
・ 長野における〈正札商法〉のはじめ
丸為商店・藤井名左衛門の冒険
・ おさつの発明
・ 世界最初の不換紙幣
インフレーションの発明・発見
・ 公共図書館の発明
フランクリンのつくった図書館会社
・ フローレンス・ナイチンゲール
看護婦という職業の発明
¥1,320
「自然には法則があって当たり前」でも,社会には怪しげな法則しかない」と思っていたりしませんか? それなら「多くの人びとは何月に生まれているか」という統計を取ってみたらどうでしょう。一人一人の誕生日は全くの偶然で決まっているように思えるのに,全体としてみると見事な法則性に支配されていることがわかります。
★★ もくじ ★★
1.誕生月の法則 子どもは何月に生まれるか
2.誕生曜日の法則 子どもは何曜日に生まれるか
3.誕生日が同じ人のいる確率 40人のクラスに同じ誕生日の人がいるか
4.社会にも法則があるか 授業書〈社会の科学入門〉
¥550
明治維新のことを考えながら鹿児島を見物すると,「時代の先駆者が次の時代にのりおくれる」といった,普通では気づかない「革命の法則」も見えてくる。観光案内も兼ねた明治維新の入門書。
★★ もくじ ★★
・ なぜ幕府を倒せたか
・ 江戸時代の大藩
・ 明治初年の藩別人口
・ 鹿児島城の話1
・ 鹿児島城の話2
・ 薩摩藩の士族人口
・ 天文館通りの由来
・ 集成館
・ 幕末の海外留学生
・ 不思議な革命
・明治維新
・ 明治の新政府と旧藩閥・ 鹿児島の私学校
・ 明治維新の性格……明治以後の近代化と鹿児島
¥1,980
原子・地球は丸いということ・電磁波・偏光……といった世界的な大発見から,生活を豊かにしてくれる身近な日本での話まで,おもしろい発明・発見をした人たちの物語。科学のたのしさと創造的に生きる喜びがイキイキ伝わってきます。科学者たちがどんなふうに科学をたのしんできたかを知ることが,〈科学のたのしさ〉を知る一番の近道!
お話のくわしい解説もついています。
★★ もくじ ★★
・ デモクリトス物語……原子論をはじめてとなえた人
・ まちがいなく「大地は丸い球だ」……コロンブスの大たんな計画
・ テレビアンテナ物語
・ 〈光は電磁波の一種だ〉とかぎつけたファラデーの発見物語
・ フリッシュさんの大発見……ミツバチの不思議な方向感覚のなぞ
・ バカ苗病とジベレリン……日本人の発見した植物ホルモン
・ 創造の時代をひらく村人たち……雪国にたつ〈科学の碑〉
・ 記号と暗号……ギリシア文字入門
¥1,540から
〔いたずら博士の科学教室〕
昔からたくさんの人びとの心をひきつけてきた不思議な石,磁石。その夢にみちた歴史物語と磁石を使った遊びと手軽な実験で,たのしい科学の世界へ。科学が苦手な人も好きな人も興味が持てる話ばかり。
また,画期的な〈磁石と人間の年代記〉付き。これは科学史の専門家にも役立つでしょう。
★★ もくじ ★★
第1部 磁石の歴史物語と実験
・慈しみの石,じしゃく
・日本のSFの草分けもタネは慈石
・磁石の精が鉄をさらってくる?
・針を水に浮かべて磁石で遊ぼう
・方位針の発明発見ものがたり
・ 磁石の針はなぜ北をさす?
・ふつうの石は磁石にすいつくか
・小さな砂鉄の話から大陸移動説まで
・磁石と電気とのつながり
第2部 天然の慈石をさがしもとめて
・日本では天然の,石の慈石はとれないのか
・ついに見つかった慈石
・本当の慈石=天然磁石での実験
・一万円札が磁石にすいつくって,それほんとう?!
第3部 磁石と人間の年代記
・磁石と人間の年代記
¥660
コインを題材に,金属と磁石の話から,自動販売機の話や日本だけでなく外国の昔のコインの話にまで話題が広がっていきます。
1円玉や10円玉のコインは金属でできていますが,磁石には吸いつくと思いますか? 磁石に吸いつく金属といえば,鉄やニッケルが代表的です。では,コインはどのような金属で作られているのでしょうか? また,日本のコインだけでなく,ヨーロッパやアフリカ,アジア,米国などのコインは,磁石に吸いつくと思いますか。磁石につくかつかないかは,国によって違いがあるのでしょうか。あるとしたら,それはいったいどのような社会的条件が関係しているのでしょうか。
いろいろな国のコインや日本の古いコインなどを手にとって,みんなで予想をたててからじっさいに磁石に近づけて実験をしながら,みんなでわいわいと予想しながら読んでみてください。意外な結果に驚くかもしれません。
★★ もくじ ★★
・ 日本の現行コインは磁石につくか/お話・日本の現行のコインの材質
・ 日本の昔のコインはどうか/お話・合金の話
・ 1円玉に磁石を近づけて動かすと
・ 立てた金属管の中に磁石を落とすと
・ お話・ゆっくり落ちるコイン
・ 真鍮とアルミ管ではどちらが遅いか/お話・金属の電気伝導度と電磁力
・ 磁石に吸いつくコインを作ったら/お話・合金の話
・ 自動販売機が普及している国は
・ お話・自動販売機の普及とコインの材質
・ 米国のコインは磁石にすいつくか
・ 米国のコインの大きさのなぞ
・ ユーロのコインの材質
・ 日本の明治の頃のコインの材質
・ お話・昔のコインの話
・ お話・コインは損傷してもいいか,他
¥2,420
16世紀の物理学者,W.ギルバートによる磁石についての論文の抄訳。
実は,本書に書かれているいくつかのことは,今日の科学の到達した地点から見ると明らかに間違っています。にも関わらず,本書が近代科学の誕生を高らかに宣言した名著であるという事実は,いささかも損われることはありません。
近代科学の知識を全くもたない人が,磁石を中心にどれほどいろいろなことを実験し考察しうるか……。ギルバートのたくましい科学的想像力と実験精神に,きっと驚きを覚えずにはいられないでしょう。
★★ もくじ ★★
・磁気の哲学に関心をもつ誠実な読者の方々へ
・慈石について古代人と近世人の書いたこと
・慈石は,その自然の能力のきわだっている部分,すなわちその性質の顕著な極を有する
・慈石は,他の慈石と自然な位置関係にあるときにはそれを引っぱるが,逆の位置関係にあるときにはそれをしりぞけ,自然の位置にもどす
・磁気的な接合について。それに先立ってまずコハクの吸引,すなわち,より正確にいえばコハクに物体が吸いつくことについて
(その力を増すために)慈石の極の上に武装させる鉄の兜とその効果について
・武装した慈石が鉄辺を励起して与える磁力は,裸の慈石が与える力よりも大きいということはない
・武装した慈石との結合はより強いので,より重いものが持ち上げられるようになる。けれどもその接合は強くなく,一般にはむしろ弱い
・武装した慈石がもう一つの武装した慈石を持ち上げ,それがさらに第三の武装慈石を持ち上げるというようにつづけていくことができる。もっともこの場合,その力ははじめよりいくらか弱くなる
・紙その他のものを間にはさむと,武装慈石も,裸の慈石より多くのものを持ち上げられない
・武装された慈石が裸の慈石よりも多く鉄を引くのではないということ。及び,武装されたものは鉄により強く結びつけられるということは,武装された慈石と磨いた円筒状の鉄とを用いることによって示すことができる
・磁針を球形慈石つまり地平面上のさまざまな位置に置いたときの伏角の図(ここでは伏角のばらつきはないものとしてある)
・訳者による解説
・ウィリアム・ギルバートの生涯
・『慈石論』について
・ギルバートの物質理論・引力説のまちがいとその妥当性
・鉄の兜で武装した慈石での実験
『慈石論』の全目次と図版のすべて
¥2,200
仮説実験授業を提唱し,科学教育の全面的な改革をおし進めてきた著者。その研究成果は社会の科学にも広がっている。その発想法にはどんな特徴があるのか。多岐にわたる研究内容の中に一貫して流れている発想法と科学的な視点が見えてくる,著者のエッセンスあふれる1冊。党派制を越えた独自の視点で,「科学・歴史・教育」について考え直す。
★★ もくじ ★★
1 科学をたのしんだ人びとに学ぶ
知的エンターテイメントとしての科学教育の伝統
民衆の共有財産としての科学……サンティリャーナ『ガリレオ裁判』,豊田利幸編著『世界の名著21ガリレオ』
ガリレオ・ガリレイ……『岩波科学百科』
ファラデーにおける物理と数学……〔書評〕小山慶太『ファラデーが生きたイギリス』
井上円了の妖怪学……三流の学問と一流の学問と
近代日本の数学者の本格的な伝記……〔書評〕阿部博行『小倉金之助』
雑学の伝統が甦るとき……小島勝治『日本統計文化史除雪』に寄せて
雑学の中から日本の科学史を浮かび上がらせた人……大矢真一さんの仕事
引用の技法……模倣から創造へ
2 科学と数学 その歴史と教育
理系の目の系譜
科学と数学
私にとっての「応用数学」
江戸時代の円周率の値……数学の専門家と素人との間
疑似科学の普及について考える……マスコミの権威と科学の権威
ニュートンの質量の定義とガリレイ・ニュートンの原子論
事典の中の「科学教育」……『ブリタニカ国際大百科事典』『現代学校教育大辞典
3 歴史を見なおす
日本の近代化はいつ始まったか……数量・統計を通して見ると,歴史が違って見えてくる
党派性に支配されない歴史教育の可能性を探る……『新編日本史』を見て思うこと
江戸時代再発見
脚気病研究史の教訓
日本人の創造性
漢方医学と西洋医学
科学史研究上の二つの立場……結果主義と多数派主義
¥2,640
未開拓の分野にプロはいない。新しい世界を開拓したのはすべて好奇心に満ちたアマチュアだった。好奇心のままに,素人だからできる,素人でなければできない楽しい発見の数々。
★★ もくじ ★★
第1部
・丙午迷信と科学教育
・超能力・念力ブームと私
・科学の言葉と伝統的な言葉の覚え方 いきもの・動物・むし
・日常的な科学教育研究法の一例
フェライト磁石や方鉛鉱は電気を通すか
・鉛筆やクレヨンも磁石にすいつく!
『磁石の魅力』その後の新々発見速報
・磁石から逃げるシャープペンシルの芯・ひきつけられるアルミホイル
反磁性と常磁性を簡単に確認する方法の発見
・新しい磁気作用について および,新しい物質の磁気的状態について〔M.ファラデー〕
・稀土類磁石〔RE磁石〕とそれによる新実験
・花粉はブラウン運動するか
ブラウンの見たものとその誤解の歴史
・もう一つの誤解……ブラウン運動をめぐって〔勝木渥〕
・「花粉はブラウン運動するかへ」へのコメント〔勝木渥〕
第2部
・科学の古典のすすめ ブラウン運動の発見
・植物の花粉に含まれている微粒子について
・流体分子の砂粒振動モデルの実験と考察
フックと『ミクログラフィア』
・ガラスの毛細管について
流体分子の砂粒振動モデル〔ロバート・フック著〕
・ガリレオの処女論文 小さなはかり〔ガリレオ・ガリレイ著〕
・「物質同定の原理」について
・科学史メモ……Elementは科学のLMN
・追悼……遠山啓略伝
・先駆者の言葉
本田利明の科学観
マッハ:予想実験教授法の有効性
本田光太郎:KS鋼の発明と予感
高野長英:温度計の誤差
ガリレイとケプラーの往復書簡
広田虎之助:現場教師の研究の自由
千葉命吉:衝動満足と教育
沢庵:心の目と空「気」の存在証明
・たのしい授業の系譜
耐え忍ぶ授業からたのしい授業へ 浅野秀一の主張
理科学習の生命と観察の新真理〔神戸伊三郎著〕
¥1,980
学力低下,理科離れなどと言われ,混迷する教育環境の中で,私たちはどう考え,どのように学んでいけばいいのか。
学力とは何か,学力は本当に必要なのか,といった根本問題に立ち返って考え直し,今後の指針を提示する。『たのしい授業』未掲載論文を含む最新論文集。
★★ もくじ ★★
学力と意欲の関係について
学力論の構造
能力とは何か? 学力とは何か?
「大人の学び」について
学びをおこす教材とは
「植物でさえ言葉の力はすごい」という話
仮説実験授業の成果
授業科学の基礎学力
現場が求めていた〈学力論〉
¥2,200
砂鉄を誤解している人が多い。その正体についての「著者自身の誤解」の話から,「磁石につく石」「方位磁石」,そして「大陸移動説」にまで広がる科学読み物の傑作。
1979年に福音館書店で発刊,1991年に国土社から再刊されたロングセラーの再々刊。
★★ もくじ ★★
・ 砂鉄とわたし
・ 砂鉄は鉄のやすりくず?
・ 砂鉄は宇宙のかなたから?
・ 砂鉄は磁鉄鉱の粉粒
・ 鉄を慈しむ石
・ 砂鉄のおいたち
・ 砂鉄があつまっているところ
・ 石は磁石にすいつくか
・ 南北をさすじしゃく
・ 南北をさす岩石と大陸移動説
¥2,200
この本には「定説」とされてきたこととは随分違うことが書かれています。大切なのは「著者の考え」ではなく「本当のこと」。被差別部落の問題を「言われなき差別」と言ってみたり,その起源を近世としたり,政治的なものとしたり……そうした「思い入れ」にもとづく同和教育は,重苦しいものになります。しかし,物質不滅の原理をもとに歴史を見直し,「人間はなぜ,どのようにして間違えるか」という科学史研究の成果を取り入れれば,〈被差別部落の歴史〉を通して,〈差別の構造〉を楽しく学ぶことができるのです。
授業で使える授業書《差別と迷信》も収録されています。これで押しつけのない,たのしい同和教育ができます!
小学校高学年から実施できます。
★★ もくじ ★★
序 章 差別について考える 考え方を実験的に変えながら生きてゆくために
第1章 近世の庶民
第2章 近世の〈被差別部落〉
第3章 近世の身分と差別
第4章 近代の被差別部落
第5章 差別と迷信
付 録 授業書/差別と迷信 被差別部落の歴史
¥2,200
光を分解すると虹のように色分かれします。虹のように分けられたその光の帯のことを〈光のスペクトル〉といいます。だから,虹は「天然の光のスペクトル」ということができます。〈分光器〉というものを使うと,いつでもどこでも簡単に光を虹の色に分けることができます。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 色とスペクトル
プリズムとホログラムシート/〈回折格子板〉を作る/簡易分光器/簡易分光器の組み立て方/分光器の話/太陽からくる光の色(スペクトル)は/白熱電球の光も太陽と同じような色に分かれるか/ニュートンの分光学の研究/虹はなぜ見えるか/白熱電球に赤いセロハン紙をかけて分光器で見たら/赤と緑の光を重ね合わせたら/光の三原色と目/黄色い紙が黄色に見えるのはどうしてか/緑色の紙に赤い光だけを当てたら何色に見えるか/〔補足〕木の葉は緑,植物がよく育つ光は何色?
第2幕 原子とスペクトル
蛍光灯のスペクトル/新しいタイプの蛍光灯のスペクトルは?/ろうそくの光を分光器で見たら/マグネシウムのスペクトル/アルコールを燃やしたときのスペクトル/アルコールに食塩をまぜて燃やしたときのスペクトル/炭酸水素ナトリウム(重曹)と味の素を燃やしたときのスペクトル/塩化リチウムの場合/炎色反応とスペクトル/ブンゼンとキルヒホッフ/花火の話
第3幕 太陽と星のスペクトル
フラウンホーファーが発見した〈太陽スペクトルのなぞ〉/太陽光線と白熱電球では,その連続スペクトルに違いはないか/太陽黒線のなぞにいどむ科学者の登場/ナトリウムの輝線が暗くなるなぞ/太陽黒線のなぞ解明で新しい原子を発見/太陽スペクトルから新原子「ヘリウム」の発見/原子から宇宙まで
コラム 原子が光を出すしくみ
授業書《光と原子》の紹介
特別付録 〈簡易分光器〉作成用ホログラムシート
¥2,200
〈結晶〉というと,ダイヤモンドのような宝石などを思い浮かべてしまいますが,「固体はほとんどみんな原子・分子がきれいに並んだ結晶」であるということを実験を通して見ていきます。今回の主役となるのは,〈ゼオライト〉という結晶。ゼオライトは「分子篩い(ふるい)」と呼ばれ,おもしろい働きをします。その発見物語と,世界初となるゼオライトの実体積分子模型(左の表紙参照)が登場します。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 結晶というもの
「微小な粒子の集まり」と結晶
第2幕 外形の美しい結晶
ダイアモンド・水晶・方解石,その他
第3幕 結晶のでき方・作り方
いちばん昔から役立ってきた結晶=ミョウバン
第4幕 分子篩(ふるい)ゼオライト
1億倍のゼオライトの実体積模型の完成
¥1,980
中世にキリスト教によって追放された古代原子論は,ルネサンスによって再発見されます。そしてアルキメデスに注目したガリレオなどにより,その原子論的考え方が復活し,その後の科学研究をリードすることになります。その後,化学の研究が進み,原子の存在を証明する事実が次々と明らかになり,いまやその「原子仮説」は最重要の科学知識として確立したのです。
巻末に原子論の歴史の詳細な年表がついています。
科学史と教育を専門とする著者の40年来の研究が結実。これまでの原子論についての通説を覆す画期的な論文です。
★★ もくじ ★★
第9章 ルネサンスと原子論の復活
……ブルーノ,シェークスピアまで
第10章 ガリレオの時代と原子論
……〈液体分子の運動〉と〈結晶の中の分子の配列〉
第11章 近代科学の確率以後の原子論
……原子論の発展・勝利
第12章 革命の時代と科学的原子論
……ラヴォアジェとドールトンの時代
第13章 原子論の最後の最後の勝利
……ブラウン運動のなぞ
私の原子論とのつきあいと原子論の教育の歴史
……あとがきにかえて
原子論の歴史 年表
索引
¥1,980
科学史と教育を専門とする著者の40年来の研究が結実。これまでの原子論についての通説を覆す画期的な論文です。
古代ギリシアでデモクリトスなどがはじめて提唱して誕生した「原子論」。その古代原子論は,空想的に過ぎ,すぐにアリストテレスなどによって葬り去られたと思われていました。しかし事実は違います。古代においても原子論はエピクロスやアルキメデスに引き継がれ,人びとに受け入れられて勝利していたのです。ところが中世になると,キリスト教によって,「原子論=無神論」は追放されてしまうのです。
★★ もくじ ★★
第1章 ギリシアの社会と哲学の誕生
……原子論の誕生
第2章 アリストテレスの科学研究
……「古代最大の哲学者」の生涯と原子論
第3章 科学になった原子論
……重さに目をつけたエピクロス
第4章 その後の逍遥学派と原子論
……ストラトンの〈真空論〉と重さの研究
第5章 アルキメデスの科学と原子論
……付録:医学者エラシストラトスと原子論
第6章 ローマのエピクロス主義者たち
……「原子の詩人」ルクレティウスとその他の詩人たち
第7章 紀元1~2世紀の原子論
……セネカとルキアノスの時代
第8章 偽預言者事件と原子論者たち
……キリスト教の国教化とギリシア哲学の追放
¥2,200
今までわかりやすい説明がほとんどされてこなかった「触媒」の素晴らしい働きを,誰もが納得できるようにやさしく解説。
ここでは,2つの分子や原子が結びついて新しい分子ができる実験が登場。はげしい実験も出てきます。そうした化学変化の中での「1コ1コの原子や分子の働き」を予想しながら,探検するように楽しく原子の世界が理解できるようになっています。
「原子分子の発見と啓蒙の年表」付。
サイエンスシアターシリーズって?
「芸術やスポーツを楽しむように科学を楽しもう!」と1994年から1999年,東京・早稲田大学の国際ホールを会場に行われ,大好評だった「サイエンスシアター」。その公演内容が本になりました。
★★ もくじ ★★
第1幕 分子と分子が出会うとき
化学変化がおこるための条件
第2幕 固体と液体の表面
金属と水と活性炭
第3幕 白金のふしぎなはたらき
その「表面の原子」の触媒作用の正体
第4幕 白金黒の異常なはたらき
火をつけないのに,いきなり爆発するなぞ
¥2,200
これまであまりにも複雑に考えられてきた原子結合のしくみが,独創的な立体周期表と原子模型の考案によって,誰にでもわかるようになりました。原子の重さ・大きさ・性質・単体の融点・発見年代のデータだけでなく,名前の語源,記号の覚え方,値段等々までをたのしく学べます。教室に常備したい一冊。これでグンと原子が身近なものに!
★★ もくじ ★★
第1章 原子の中が見えたなら
第2章 「原子(元素単体)の立体周期表」の見方・利用法
第3章 周期表の中の原子(元素単体)たち
第4章 原子記号と原子の名前のおぼえ方
第5章 原子の雑学事典
第6章 すべての原子の覚え書き
¥2,420
目に見えないのに
そこらじゅうにあるもの,なーに?
コップを逆さに持って水の中に沈めると,
コップの中に水は入ってくる?
入ってこないとしたら,それはなぜ?
目に見えないのに「空気」があるって,
どうして分かるの?
ただ読むだけでなく,
じっさいに実験して,
納得できる科学の絵本!
¥2,200
イデオロギーにとらわれた議論は,もうやめよう。いくら自然科学を教えても,輪廻の思想をいだくような人びとを育てる結果になるなら,その科学教育は失敗だ。また,いくら社会の科学を教えても,国際情勢の変化を読みとることができないなら,そんな社会の科学教育は意味がないと言えるだろう。
明治維新から東欧の激変,ソ連の崩壊,中東戦争,オウム真理教などの事件を,自然科学と社会の科学の研究をおし進めてきた著者が,科学教育の視点から解明した,目からウロコの論文集。
★★ もくじ ★★
第1章 「近代」のイメージ
ある〈発明より改良に巧みな国民〉の話/明治維新とフランス革命/脚気病の解明と変体仮名の廃止/繭の名産地と教育の近代化
第2章 天皇制・君が代・日の丸……社会の変化と言論の自由
天皇制と教育/天皇は皇帝か/言葉の自由と脅迫・裕喜・社会の反応/君が代・日の丸問題をどうするか
第3章 冷戦構造の崩壊……東欧の変革とソ連の崩壊
東欧社会の激変とたのしい授業/社会の変化を反映する国旗/ソ連のクーデター事件に学ぶ/〈冷戦の時代〉の終了は教育界にも新しい時代を開かずにいない
第4章 中東戦争から学ぶこと
イラクのクウェート侵攻と教育における「おしつけ」/アラブ諸国の人口・GNP地図/戦争は正義の衝突/藤岡信勝氏のデマ宣言/新しい〈米国・イラク〉情勢
第5章 正義よりも真理の教育を……授業書,オウム真理教,国の合併問題
正義よりも真理の教育を/仮説実験の論理を知らない学校優等生たち/二つの国の合併・併合の問題
第6章 仮説実験の時代……「時代の変わり目」とはどういうことか
浮動票の思想/仮説実験授業・実験の時代
¥1,320
酒やタバコの害から青少年や国民を守りたい……そうした善意の運動は政治も動かす。実際に起こった世界的な禁酒・禁煙法の成立と廃止の流れを通して,社会・政治の問題を考え直す。
酒やタバコの害から青少年や国民を守りたい……そうした善意の運動は政治も動かします。しかし,個人の善意や正義があれば,社会は良くなるのでしょうか?この授業書では,民主主義の国・アメリカで実際に起こった禁酒・禁煙法の成立と廃止の流れを通して,政治と道徳の問題について考えることができます。小学校・高学年~高校の社会科,道徳,それにホームルームの時間にも実施されています。
★★ もくじ ★★
0 はじめに
・酒・タバコは悪いものか
1 日本の禁煙・禁酒運動
・未成年の喫煙禁止法の根拠は
・成人の喫煙禁止法はなかったのか
・「未成年者喫煙禁止法」の成立年代と理由
・未成年の飲酒禁止の根拠は
・「未成年社飲酒禁止法」の成立年代と理由
2 アメリカでの禁酒法の実施
・アメリカでの禁酒運動の広がり
・「禁酒法」は法律か規則か/禁酒法の実施
・禁酒憲法を阻止する運動はなかったのか
・なぜ憲法で酒を全面的に禁止したか
・禁酒法で経済は繁栄したか/禁酒法と犯罪
・禁酒法で,飲酒量はどのくらいへったか
・大統領は禁酒法を守ったか
3 アメリカの禁酒法の廃止
・禁酒憲法は,いつ廃止されたか
・反対派は,だんだんとふえたのか
・大統領選と禁酒問題/国会議員の賛否の割合
・アメリカ,イスラム以外の禁酒法国
・1920年頃の日本の酒税素輸入と国税の中の割合
・アメリカの禁酒憲法禁止のきっかけ
¥2,200
明治維新以来,試行錯誤の続いている教育と評価の問題を根本的に考え直す評論集。テスト・通知票・内申書の歴史から学習意欲の問題まで,「評価」について考えるための基本になる一冊。
1989年に国土社から刊行され,その後,長く品切れとなっていた『わたしの評価論』の中から,とくに「教育評価」について論じた論文を中心に再編したもの。しかしながら,その主張はいまだに新鮮かつ有効なものばかりです。教育と評価について論ずるには必読の一冊!
★★ もくじ ★★
・ 私の評価論
……仮説実験授業のなかでの評価
・ 評価と学習意欲をめぐって
……競争原理・同一教材・絶対評価
・ テスト・通知票・指導要録・内申書
……先生のつける四種類の成績記録の歴史と問題点
・ 入学試験,今と昔
・ 大正期の三無主義教育
……無試験・無採点・無賞罰
・ 高等学校を考えなおす
……二種類の多様化と序列化
・ 教科書のあるべき姿をさぐる
・ 幼児の学習意欲をのばすために
……家庭教育と学校教育のあいだ
・ 創造性の源はなにか
……結局は〈家庭教育〉の問題
・ いちばん大切なことは評価してはならない
……あとがきにかえて
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