科学と理科は何が違うのか
カウベル堂
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〜板倉聖宣『日本理科教育史』・ボクの読み方〜
あなたは「科学」と「理科」では,何が違うと思いますか。
あらためて,こう聞かれると,「えっ。何が違うの?」と思う人がいるかもしれません。また一方で,「別にたいした違いはないではないか。そんなことを気にしてどうするのだ」と思う人もいるでしょう。
ボクは30年もの長い間,中学校の理科教師をしてきて,「理科」というのは自然科学の物理・化学・生物・地学をまとめて教科名にしたものだと思っていました。ところが,どうもそういう理解では解けない教育の問題があるということがわかりました。
その一つが,「理科嫌い」が小・中・高校と学年が進むにつれてどんどん増えていることです(山路著『理科教育法入門』仮説社,2016,参照)何十年も前から言われていて,いろいろな対策がとられているのに,どの方法も全く効果があがっていないのです。
もう一つは,「どうして,理科の教科書にはこんなに楽しくもない,細かい知識がたくさん書いてあるのだろう?」ということです。その問題が特に気になったのは,ボクが中学校の理科教師になったころです。新米のボクは,教科書を順に一文ずつ子どもたちにただ読ませるだけのひどい授業をしていました。なのに? だから? 気がついたことかもしれません。
しかし一方で,「学習指導要領や教科書は多くの学者の知恵を集め,それなりに歴史に耐えて改訂を重ねてきたものだから」という理由で,「これは正しいものだろう。だから,きちんと教えなければいけないのだ」とも思い,モヤモヤした気分でいたのも事実です。
そこで,もしあなたが,理科教育や科学教育に関心があり,あるいは関係がある仕事──たとえば小・中学校の教師,塾の講師などをしているのであれば,ぜひ,この〈「科学」と「理科」の違い〉について学ぶことをオススメしたいのです。
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書誌情報
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著者
山路敏英 -
判型
A5判 -
ページ数
180 -
ISBN
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対象年齢
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