基本の原子分子カルタ(絵札,読み札各27枚と,解説紙が入っています)
もしも原子が見えたなら,空気はどんなふうに見えるでしょうか。そんなことを中心に,小さい子でも原子分子を学ぶことのできる原子論入門の絵本『もしも原子がみえたなら』(板倉聖宣著・さかたしげゆき絵,仮説社)があります。そこに出てくる原子や分子,さらに原子分子の観点で見た現象などを絵札にしたのがこのカルタです。この絵札では,空気を構成している原子・分子,さらに,自然の空気の中にはない分子を実体積模型の絵で表現しています。(拡大倍率は絵によって違います)このカルタはカルタだけで楽しんでいただくこともできますが,上記の絵本を読んだり,仮説実験授業《もしも原子が見えたなら》をしたりした上で行っていただけるとさらに楽しめるものになっていると思います。本や授業の途中で,学んだ分だけのカードを使ってゲームをするのもいいと思います。
〔読み札の例〕「本当に何もない 真空」「空気中一番多い 窒素分子」「これがないと生きていけない 酸素分子」「すべてのものは原子でできている その1つの水素原子」「水分子が冷えて合体 氷」など。
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