①「食塩や砂糖は水に溶けてみえなくなっても,小さな粒となって存在しているのだ」という原子・分子論的な考えを教えるとともに,②「あるものはある液体によくとけるが,他の液体にはとけない」ということを確認させて,〈物質の多様性〉も知らせようとする授業書です。その内容は,ふつうの教科書の溶解の授業内容よりずっと豊富です。小学校4年生前後で評判の良い授業書の一つです。岩波映画の〈溶解〉(「たのしい科学教育映画シリーズ第1集vol.2化学編」)は,この授業書の内容と直結していますのでおすすめです。なお,この授業書には《ものとその重さ》と重複したところもありますが,その場合は復習のつもりでやってください。
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