生物教育では,種の概念が基本なのに,「種の概念を正面から教えてくれる教科書・参考書はない」といっていい状態です。種の概念は,学者によって微妙に違うところがあるからでしょう。しかし,それらの違いを越えて共通する認識がないわけではありません。そこで,ついに誕生したのがこの授業書です。 この授業書は,「生物の名前と種」「生物の種と品種改良」「生物の種と進化」の3部からなり,その全文と詳しい解説は,『第3期仮説実験授業研究 第6集』に収録されています。 なお,板倉聖宣著『白菜のなぞ』(仮説社)はこの授業書の副読本にあたりますので,参照してください。
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