「ライトスコープ」という30倍の反射光式の簡易顕微鏡を使って私たちの世界を拡大しようという授業書です。ふつうの顕微鏡は透過光を使うために,ふだん見慣れているものと違って見えるので感動しにくいのですが,このライトスコープで見ると日常経験が大きく広がるので誰でも感動できます。「はじめに──ライトスコープと倍率の話」のほか,「色の原子を見る」「点と粉と粒」「いろんなものを見てみよう」の3部構成です。授業書とその解説は,『授業科学研究 第12巻』に載っています。ロバート・フック著・板倉/永田訳「ミクログラフィア図版集』(仮説社)も手元にあると役立ちます。
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