禁酒法と民主主義
商品コード: 43
社会の科学入門シリーズ(そのまま授業に使える授業書版)
『禁酒法と民主主義』 道徳と政治と社会
板倉聖宣 著
酒やタバコの害から青少年や国民を守りたい……そうした善意の運動は政治も動かす。実際に起こった世界的な禁酒・禁煙法の成立と廃止の流れを通して,社会・政治の問題を考え直す。
★★ もくじ ★★
0 はじめに
・酒・タバコは悪いものか
1 日本の禁煙・禁酒運動
・未成年の喫煙禁止法の根拠は
・成人の喫煙禁止法はなかったのか
・「未成年者喫煙禁止法」の成立年代と理由
・未成年の飲酒禁止の根拠は
・「未成年社飲酒禁止法」の成立年代と理由
2 アメリカでの禁酒法の実施
・アメリカでの禁酒運動の広がり
・「禁酒法」は法律か規則か/禁酒法の実施
・禁酒憲法を阻止する運動はなかったのか
・なぜ憲法で酒を全面的に禁止したか
・禁酒法で経済は繁栄したか/禁酒法と犯罪
・禁酒法で,飲酒量はどのくらいへったか
・大統領は禁酒法を守ったか
3 アメリカの禁酒法の廃止
・禁酒憲法は,いつ廃止されたか
・反対派は,だんだんとふえたのか
・大統領選と禁酒問題/国会議員の賛否の割合
・アメリカ,イスラム以外の禁酒法国
・1920年頃の日本の酒税素輸入と国税の中の割合
・アメリカの禁酒憲法禁止のきっかけ
★★ 詳 細 ★★
ページ数:87ペ
サイズ:128×182ミリ
初版年月日:1983年8月5日
ISBN:978-4-7735-0043-1