どんどん読んで書きたくなる国語(10442)
商品コード: 10442
読み書き・計算のような基礎的知識を学ぶ授業こそ,子どもたちに〈楽しさの先入観〉を持ってもらうことが決定的に大事!! 本書では,子どもたちの「読みたい」「書きたい」(=どんどん・もっと~したい)という気持ちを育てる授業プラン,しかも全国の先生方が実際に授業をして,子どもたちから「楽しく読めた・書けた」「国語が好きになった」と評価してもらえた「品質保証付き」のものを厳選収録しました。
★★ もくじ ★★
口ずさみたくなる 詩とことば遊びの授業
小さなおばさん
●リズムに乗ってたのしむ詩の授業
佐竹重泰
苦痛だった詩の授業。でも,〈たのしい詩〉と出会ったら,詩の時間が笑顔でいっぱいになった。予想するのも,声を出して読むのもとっても楽しい! プンポンパン♪
きまりことば
●音やようすをあらわすことば
田畑和徳
「ぽかぽか」「ごくごく」「よたよた」……。この言葉は何をあらわしているのかな? 〈ことば〉ってたのしい!
朝の15分で暗誦
●口遊(ずさ)むと記憶に残る
福田茂夫
つめ込まなくても楽しいことは記憶に残るから不思議。
言葉遊び〈名をなのれ!〉
●小学6年生とアナグラムの授業
扇野 剛
「黒柳徹子」は「つなぎ家てこ六」? 文字を並べ替える遊び=アナグラム。「難しいけど面白い」と大公表!!
かな式さいころ もんじろう
●言葉つくりゲームで遊ぼう
松口一巳
もんじろうの兄弟 熟ごろう
編集部
さかさ再生とローマ字
●言葉をさかさに再生すると
阿部徳昭
逆再生機能を使って日本語をどう発音しているかが実感できる授業プラン。ローマ字の指導が楽しくなります。
あっさりなのに! だから? 読むことが楽しい授業
子どもが歓迎する「あっさり読み」の授業
●作業と活動でノーミソを暇にさせない国語
木下富美子
国語の中でも大きな位置を占める「読み取り」。しつこく「作者の気持ちを推し量る」なんてことはしません。でも,この方法なら自然と読み取りができちゃいます。
「消えたパンダ金魚」で推理の授業
●国語嫌いの6年生も謎ときに夢中!
石井広昭
おとなでも難しい犯人探し。だから6年探偵団は夢中に。
読むことを軸として
●山本正次さんの「あめだま」の授業
小川 洋
「活発な授業」へのあこがれが捨てられないボク。大好きな新美南吉「あめだま」の授業がいまいち盛り上がってないような気がして不満でした。そこで,久しぶりに山本正次さんの授業のDVDを見てみると,意外にも…。
落語DE国語
●高知の小学2年生,落語大会
松本敏子
あのおとなしいミナちゃんが?! 意外な授業高座開演。
〈説明文〉から〈読み物〉へ
●学習意欲を高める文章と事務的な文章
板倉聖宣
必要に迫られて仕方なく手にする機器などのマニュアル。たいていは読むに耐えないのですが,これが「説明文」の原型。説明文の改良も必要ですが,教育では特に「読み物」を重視すべきです。読み物は面白さが決め手です。
毎日10分の小さな幸せ
二宮聡介
朝,教室で本を読んであげると,一日が静かに始まる。
面白いほどよく書ける 書きたくなる作文の授業
国語の授業で笑える新聞記事を作ろう
扇野 剛
新聞記事を切り貼りしたら,とんでもないニュースが!
おもしろ作文はいかが
●書き始めだけを決めてあとはおまかせ!
山中真志
あの日の事は忘れられません。子どもの作文がまさか…。
おばけのお話をつくろう
●小学2年生とたのしいお話づくりの授業
二宮聡介
絵を見て物語を作る,という授業に会話の要素を追加。さらに登場人物をみんなおばけにしたら,想像力が自由に動き出した! 事前のイメージ作りもしっかりとね。
穴あきクイズ式 あいうえおうさま
田畑眞由美
「オー」のかきかた
ひらがなの長音表記について,こんなお話はいかが?
荒川康夫
もしも私が4年生の子をもつ親だったなら
●「こういうことしてくれる先生が素敵」と言ってもらえる保護者会
原 優里乃
準備は簡単すぎるくらい簡単な空想作文。なのに驚くほど集中して…子どもたちもお母さんたちも素晴らしい!
感動は表現のあとについてくる
●“教育の常識”と「たのしい授業」の考え方
村上道子
教育界の常識は「感動したことを表現しなさい」と子どもに要求します。でも,これって本当は大人にとってさえ困難な課題のはずです。「表現活動を通して感動を体験させる」──そういう視点に立ったとき,はじめて内容と方法の伴った教育研究の可能性が拓けてきます。
どんどん先が知りたくなる!〈予想読み〉&〈読解〉の授業プラン
授業プラン/授業記録〈なけないゆかちゃん〉
●山中 恒さんの絵本はオススメ
佐竹重泰
入学直後の小学1年生は不安でいっぱい。そんな子どもたちに安心感を与えてあげられる読み物プランです。
授業プラン〈なけないゆかちゃん〉このプランのねらい
豊田泰弘
読み物教材をたのしくする〈予想読み〉の授業
●授業プラン「少年の日の思い出」
佐藤弘道
文章を読む大きな楽しみのひとつが,これから何が起こるかを予想すること。最初に全文を読まず,区切りごとに問題をつけて,この先の展開を予想しながら読んでいくことで,国語の読み物教材が楽しくなります。仮説実験授業を参考に考えた〈予想読み〉の授業プランは,子どもにも先生にも大好評。これからも研究を続けます!
魅力満載!!たのしい読解授業
●佐藤弘道さん作・授業プラン「遠い山脈」
淀井 泉
わくわく・ドキドキしながらお話の展開が読み進められる〈予想読み〉。自分なら淡々と読み流してしまいそうだった作品「遠い山脈」が“大変身”を遂げていました!
読解授業プラン/授業記録〈枇杷のたね〉
●小学2年生と「読解」入門
多武義也
「主語」と「述語」に注目して,作者の伝えたかったことを正確に読みとっていく「読解授業プラン」。面白いと感じたものの,小学生には無理だと思っていました。でも教科書では,「主語・述語」は小2で学習することになっています。不満が出たら途中でやめる覚悟で挑戦してみました。すると,子どもたちの反応は意外にも…。
おすすめの絵本の紹介
たのしい国語の授業プラン・総索引
★★ 詳 細 ★★
ページ数:264ぺ
サイズ:128×185
2015年11月臨時増刊号(NO.442)