生命と燃焼の科学史
やまねこブックレット
筑波常治/大沼正則 著
「生命はときどき生命以外からも発生することがある」という「生命の自然発生説」と,「ものが燃えるときは,ものから〈フロギストン〉というものが飛び出している」という「フロギストン説」は,どちらも長い間信じられてきました。ではこの2つの説が間違いであることは,どのようにして明らかにされたのでしょう? そこには,失敗を恐れずに真実を1つ1つ積み重ねてきた科学者たちの挑戦の歴史があったのです。
★★ もくじ ★★
生命は自然発生するか
・コムギがネズミに化けた?
・自然発生説のはじまり
・最初の疑問
・微生物をめぐる論争
・自然発生説の勝利(?)
・パスツールの登場
・最後の挑戦
ものが燃えるのはどうしてか
・「燃えるもの」フロギストン
・きれいな空気を
・「重さ」に弱いフロギストン
・フロギストン説打倒の武器
・「質量不変の法則」の発見
・最後に残された問題
★★ 詳 細 ★★
ページ数:72ペ
サイズ:A5判
初版年月日:2014年8月1日
ISBN:978-4-7735-0255-8
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