この本は,「読み書き授業に苦労したことがない」という淀井泉さんの講演記録を書籍化したものです。小学校(通常学級)の担任を20数年経た後,ことばの教室を担当。現在特別支援学校で特別支援教育コーディネーターをしている著者が,「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の効果的でたのしい授業の方法についてやわらかに語ります。明日からの授業で,誰でも,かんたんに真似ができるものばかりです。また,読み書き授業の実践を裏付ける理論もわかりやすく書かれています。付録CDには「漢字部首かるた」のデータや「ひらがなプリント集」など,授業でそのまま使えるものが収録されています。

●内容(抜粋)
・ぼくが読み書き指導に苦労しなくなった理由
・みる視点を与える漢字指導
・「字素と漢字」のワーク
・くりかえし練習を劇的に減らす方法‐マッキーノと記憶のメカニズム‐
・漢字ドリルを読もう‐ばかばかしいけど・だから効果がある‐
・「ひらがなの歌」「カタカナの歌」
・これ以上の「ひらがな」「カタカナ」指導はない
・「読み」が苦手な子と音読,など

●付録のCD(次のデータが入っています)
①「漢字部首かるた」
②「ひらがなプリント集」(作・池上隆治さん)
③「字素と漢字」(作・尾形邦子さん)
④「読み書き指導はたのしい授業で」講演会パワーポイント全データ
(「字素20」および授業プラン〈字素と漢字〉も入っています)

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