【オリジナル入門シリーズ】
『煮干しの解剖教室』
小林眞理子 文
泉田謙 写真
こばやしちひろ 絵
「えーっ,煮干しの解剖?」
そう,この本で解剖するのは,料理のだしに使う,そのまま食べてもおいしい,あの〈煮干し〉。
カタクチイワシという魚の〈煮干し〉です。といっても,特別な道具はいりません。
大きめの煮干しが数匹,そしてこの本があれば,あなたも魚の体についてたのしく研究することができます。
この小さな魚から,生きものの体と暮らしについていろいろなことが見えてきます。
もちろん,解剖したあとは,おいしくいただきましょう。
たかが煮干し,されど煮干し。目でも口でも味わいつくす煮干しの解剖です。
たのしいおどろきの時間を,さあ御一緒に。
★★ もくじ ★★
ようこそ煮干しの解剖教室へ
用意するもの
煮干しをまるごと見てみよう
煮干しを2つに分ける
頭の中身
脳・目・耳
さいは・えら
心臓
胴体を2つに分ける
胴体
消化管
食べる・食べられるカタクチイワシ
肝臓
卵巣・精巣
背骨・せきずい・血管・筋肉
見分けにくいもの
もしも見ることができたら
解剖で見えてくるもの
謝辞ーあとがきにかえて
参考文献
★★ 詳 細 ★★
ページ数:36ペ
サイズ:A5判(185×212ミリ)
初版年月日:2010年7月22日
ISBN:978-4-7735-0221-3 C8340
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