歴史の見方考え方(00064)
商品コード: 64
『歴史の見方考え方』 いたずら博士の科学教室
板倉聖宣 著
「江戸時代の農民は何を食べていたか」「なぜ明治維新後,急に人口が増えたか」……知っていそうで案外知られていない大切な問題を解きながら,〈物質不滅の法則〉をもとに歴史を見直すことの素晴らしさと有効さを具体的に示します。本書では,江戸時代と明治維新の話が中心になっていますが,ここで取り上げられている「原子論的な歴史の見方・考え方」は,日本の歴史の他の時代や世界の歴史にも適用できるでしょう。歴史が苦手な人も好きな人も考えるのが楽しくなります。
★★ もくじ ★★
第1部 江戸時代の農民は何を食べていたか
第1話 江戸時代の農民は何を食べていたか
第2話 原子論的な歴史の見方考え方とはどういうものか
第3話 石高と年貢米のなぞ
第4話 原子論的な考え方の有効性
第2部 人口の変化を手がかりにして歴史を見る
第5話 人口の変化を手がかりにして見る日本の歴史
第6話 江戸時代は停滞の時代か……江戸時代の後半と前半
第7話 時代の変わり目と人口の変化
第8話 多くの長期統計から見た時代の変わり目
第9話 江戸時代後半における西と東……明治維新と勝敗の根源
第10話 江戸時代後半における発展と荒廃……江戸時代の農民と武士
第11話 なぜ明治維新後急に人口がふえたか……民衆にとっての明治維新の意味
第12話 明治維新の矛盾した性格……量的変化の質的転換点
あとがき この本の「歴史の見方・考え方」を他の時代や世界に適用してみたら
★★ 詳 細 ★★
ページ数:253ペ
サイズ:150×210ミリ
初版年月日:1986年4月7日
ISBN:4-7735-0064-6