『これがフツーの授業かな』
楽しい授業中毒者読本
山路敏英 著
たのしい授業……といっても,ごくフツーの教師にできないのでは価値がありません。教師が少々軟弱でも,暗くでも,生活指導がヘタでも,部活ができなくても,子どもたちが大歓迎してくれる授業,それが仮説実験授業です。仮説実験授業で味わった楽しさに,生徒も教師もとりこに。フツーではないステキな授業の記録をご紹介。
★★ もくじ ★★
第1章 ボクの教育原理
・自信をとりもどすために……二通の手紙
子どもたちなんてすばらしくないのダ
生活指導を考える/仮説実験授業とは何か
・なんでこんなことベンキョーするの?
・〈まちがえる〉とはどういうことか
・管理すること,されること
・気になる言葉
〈やさしさ〉が気になる/〈きびしさの条件を考える〉
・寒い冬にはあったかい拍手を
高校入試を目前に〈浮力と密度〉の授業
第2章 軟弱派教師の生態
・軟弱派教師の基本的生活習慣
基本的生活習慣/授業・教科書・入試/給食指導/学級会指導/放課後と再び私生活
・教師にとって「中年」とは何か
「中年」とは何か/学年主任は考える
・おじゃましま~す7組さん……障害児学級で〈空気と水〉
第3章 フツーの教師。フツーの授業
・「別世界への道」
……〈一歩踏み出したい〉と願っているフツーの教師たちに贈る〈私の一歩〉
・研究授業も楽しく
〈空気の重さ〉の研究授業
研究授業〈空気の重さ〉をめぐって(質疑応答)
★★ 詳 細 ★★
ページ数:222ペ
サイズ:128×188ミリ
初版年月日:1988年3月15日
ISBN:978-4-7735-0075-2
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