磁石につくコイン つかないコイン
商品コード: 00190
『磁石につくコイン つかないコイン』
その物理学と社会学
板倉聖宣 著
コインを題材に,金属と磁石の話から,自動販売機の話や日本だけでなく外国の昔のコインの話にまで話題が広がっていきます。
1円玉や10円玉のコインは金属でできていますが,磁石には吸いつくと思いますか? 磁石に吸いつく金属といえば,鉄やニッケルが代表的です。では,コインはどのような金属で作られているのでしょうか? また,日本のコインだけでなく,ヨーロッパやアフリカ,アジア,米国などのコインは,磁石に吸いつくと思いますか。磁石につくかつかないかは,国によって違いがあるのでしょうか。あるとしたら,それはいったいどのような社会的条件が関係しているのでしょうか。
いろいろな国のコインや日本の古いコインなどを手にとって,みんなで予想をたててからじっさいに磁石に近づけて実験をしながら,みんなでわいわいと予想しながら読んでみてください。意外な結果に驚くかもしれません。
★★ もくじ ★★
・ 日本の現行コインは磁石につくか/お話・日本の現行のコインの材質
・ 日本の昔のコインはどうか/お話・合金の話
・ 1円玉に磁石を近づけて動かすと
・ 立てた金属管の中に磁石を落とすと
・ お話・ゆっくり落ちるコイン
・ 真鍮とアルミ管ではどちらが遅いか/お話・金属の電気伝導度と電磁力
・ 磁石に吸いつくコインを作ったら/お話・合金の話
・ 自動販売機が普及している国は
・ お話・自動販売機の普及とコインの材質
・ 米国のコインは磁石にすいつくか
・ 米国のコインの大きさのなぞ
・ ユーロのコインの材質
・ 日本の明治の頃のコインの材質
・ お話・昔のコインの話
・ お話・コインは損傷してもいいか,他
★★ 詳 細 ★★
ページ数:64ぺ
サイズ:104×148ミリ(文庫判)
初版年月日:2005年12月20日
ISBN:978-4-7735-0190-2