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仮説実験授業の授業書を,授業支援クラウドサービスを活用してタブレット端末などで授業できるようにしたデジタル版授業書です。授業書は学校の授業で使うことを前提に作られています。実施する際には必ず『仮説実験授業のABC』または 『仮説実験授業をはじめよう』を読み,仮説実験授業の授業運営法にのっとって実施してください。
《ばねと力》は,《ふりこと振動》とならんで仮説実験授業のもっとも初期に作成された授業書の1つです。小学校5年生以上,高校・成人まで広く利用されています。非常に白熱した討論が行われるので多くの子どもと教師の印象に残る授業書ですが,かなり高度に抽象的な概念を扱うので,はじめて仮説実験授業をやろうという人にはむずかしいかもしれません。しかし,この授業書ができるようになれば,本格的な力の概念と静力学の論理を理解したことになるでしょう。
この授業書は5部からなっていますが,小学生の場合は第4部の「3つ以上の力のつり合い」までにとどめてもよいでしょう。
◆デジタル版作成にあたって◆
2022年オンライン研究会「授業書アップデート研究室」(主催:阿部徳昭・福嶋昭雄)で検討しました。その後,2022年夏の全国合宿研究会分科会・2023年冬の大会の分科会で検討後,2023年6月に2回の集中検討会で検討,2023年夏の大会に試行版を提出しました。
授業書《ばねと力》はすでにたくさんの実験授業によって,その成果が確認されているものです。その実験結果を尊重し,「改訂は行わない」という方針での検討でした。ただし,時代の変化及び〈これまでの実践の中で補助的なものが使われていることが多い点〉についての考慮は行い,以下の点については変更しました。
・横長のレイアウトにした(タブレット使用への対応)。これによって,ページ割が変わったり,力の矢印を書く場所を広くとれるようになったりしたところがあります。
・カラーでの表現を導入した。
・現在使われていないものは使われているものの名称に変更した。
・「お話の説明にあるとよい」と思われる絵を入れたり,絵を書き直したりした。
(絵の位置を変更したところもあります。作画は 林秀明・竹田美紀子による)
・力の単位をNN(ニュートン)にした。(重力によってNN(ニュートン)を定義します)
・命令的な口調の表現を改めた。
・「力の平行四辺形」に関するお話を子どもたちにとって分かりやすいものにし,タブレット上で力の矢印を書くための動画を用意した。
・授業書の後に解説(竹田美紀子)をつけた。
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