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仮説実験授業の授業書《足はなんぼん?》を,授業支援クラウドサービスを活用してタブレット端末などで授業できるようにしたデジタル版授業書です。授業書は学校の授業で使うことを前提に作られています。実施する際には必ず『仮説実験授業のABC』または 『仮説実験授業をはじめよう』を読み,仮説実験授業の授業運営法にのっとって実施してください。
小学校1年生で最も広く用いられ,また評判のいい授業書です。
また,2〜3年生でも広く利用されて成果をあげています。 授業書と授業記録は『科学教育研究 第6冊』(国土社,絶版)に出ていますが,『たのしい授業』No.9〜12(仮説社)に載った伊藤 恵さんの授業記録は,とても楽しいものです。絵本『足はなんぼん』の巻末にも詳しい解説があります。
虫の足の数が数えやすい掲示物もあります。
→《足はなんぼん?》教室掲示用写真セット
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◆デジタル版授業書作成にあたり,若干の修正とイラストの見直しをしました。
①数値の訂正
第1部の「アリのはなし」のアリの種類数を,現在の知見に従って修正しました。
日本だけで500種類 → およそ300種類
世界では 4000種類 → およそ15000種類
②「4本足2本足のむしは いるか」の変更点
・元の授業書の20ペの10本足の虫について
8本足のむしや10本足のむしはいろいろいますが,4本足・2本足のむしはいないのです
十脚目は一般にむしとは認識されていません。そこで10本足の虫はイメージしにくいので,次のように変更しました。
8本足の虫はいますが,4本足,2本足の虫はいません。
・元の授業書の21ペの「足が4本の虫」についての文章について
今までの授業書の話を読んだり聞いたりする人の中には,「4本足のチョウがいる」と勘違いしてしまうこともあるようです。そこで,4本足に見えるチョウに関しては,
チョウの中には,まえ足が小さくて,おりたたまれているので,4本足に見えてしまう しゅるい(タテハチョウ・ジャノメチョウなど)がいます。それでもよく見ると,足は6本なのです。
とし,4本足に見えるチョウを強調しないようにしました。
③第2部〔もんだい3〕〔もんだい4〕について
コオロギやカナブンやハエの足はなん本あるでしょう。
のところで登場する虫について,最近の子どもたちにとって認知度の低い虫を,より目につきやすい虫に置き換えました。また,イラストを入れました。
〔もんだい3〕バッタや,ハチや,ハエの足は,なん本あるでしょう。あなたはなん本あると思いますか。
「コオロギ」「カナブン」の代わりに「バッタ」「ハチ」を入れました。それに伴い,〔もんだい4〕の表の中の虫の種類を変更しました。
〔もんだい4〕あなたは,これまででてきた虫(むし)のほかに,どんな虫をしっていますか。
で出てきた「ハチ」「クモ」「カ」を,「カ」「クモ」「コオロギ」に変更しました。
⑤イラストについて
今までの授業書のイラストは原版のコピーを重ねて不鮮明になっているため,そのまま使うことはできませんでした。そこでイラスト全体をイラストレーターの角田正子さん,研究会員の竹田かずきさんに依頼して描き直しました。イラスト作成にあたり,『足はなんぼん?』(板倉聖宣,国土社,1970),元の授業書のイラスト,動物の写真等を参考にしました。
⑥言葉遣いの細かい変更点
元の授業書の10ペの「アリのはなしーその2ー」の最後の行にある
けがかなにかで,かたわになったアリ
の文を
けがかなにかで,足がとれてしまったアリ
に変更しました。
⑦後半の研究問題1~4について
「教師のための補充問題」は,解説に入れました。
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