高村紀久男・荒井公毅 著『算数の授業書 かけ算』
「はじめに」より
本書は,国土社の算数入門『かけ算 プリント集』(高村紀久男・荒井公毅編著,1998年,国土社)のプリント部分にあたります。国土社の本が2023年3月に品切れになりました。そのため,現場で「授業にかけたい」という先生方の要望に応えて,国土社了承の上で,2版の原稿を元に書体等を変更し3版として少部数印刷の冊子を作成することにしました。
この「算数の授業書」というのは,板倉聖宣さん(1930〜2018)が提唱した仮説実験授業の授業書のように,「授業というものには教師やクラスの個性の違いにはよらない一定の法則がある」という考え方に基づいて作成された「教科書,兼ノート,兼教案」のような教材であることを示しています。
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