荒井公毅著『算数の授業書 たしざん ひきざん』全2巻(上・下)
「はじめに」より
本書は,国土社の算数入門『たしざん ひきざん プリント集』(上・下,荒井公毅編著,1997年,国土社)のプリント部分にあたります。国土社の本が2023年6月に残部僅少になりました。そこで,安定的に入手可能にし,現場の先生方が「授業をしたい」という要望にいつでも応えられるように,国土社了承の上で,書体を変更した新版の少部数印刷の冊子を作成することにしました。
この「算数の授業書」というのは,板倉聖宣さん(1930〜2018)が提唱した仮説実験授業の授業書のように,「授業というものには教師やクラスの個性の違いにはよらない一定の法則がある」という考え方に基づいて作成された「教科書,兼ノート,兼教案」のような教材であることを示しています。
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