算数・数学の授業書案〈正負の数〉
新居信正 原案/岩崎真琴・荒井公毅 編著
現行の算数の教科書の6年には,中学校の数学への移行を意識した教材が載っています。その一つとして,〈正負の数〉が紹介されています。
教科書では,この授業書のように〈赤と黒のゲーム〉というようなゲームから入っていません。このゲームから入るということは,正負の数の計算を「トランプゲームを通して知る」という,子どもたちの興味・関心を大切にしているということもできます。よく「苦い薬を,甘いオブラートに包んで飲ます」という言い方もありますが,すべての算数ゲームがそうであるとは限らないのです。この《正負の数》は,中学校の数学で扱う内容です。また,この授業書は,正負の数の加減だけです。
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