2021/02/02 山崎里奈（NetGalley／一般レビュアー） さん ★★★★★

仮説社　アンリ・ファーブル著
『ファーブルの電気と蒸気の話』読み終わりましたので感想をお伝えします。

ファーブルと言えば「昆虫記」のイメージでしたが、幅広い分野の研究をしていた方だそうです。
図も描かれており、説明も分かりやすく理系が苦手だった私でも楽しく読むこと出来ました。面白かったです。

2021/02/02 平田健志（NetGalley／一般レビュアー） さん ★★★★☆

ファーブルといえば、多くの人は「昆虫記」と答えるに違いない。しかし、ファーブルは科学全般に興味を持ち、物理化学の教師でもあった。科学読み物や教科書の執筆者としても科学に関する啓蒙活動を行っていたのだ。本書はそんなファーブルが語る電気と蒸気の話。電気は、主に雷の話だ。蒸気は蒸気機関の話。実は電気と蒸気は関係が深い。各家庭に来ている電気を発生させるのは、火力にしても原子力にしても、結局は蒸気の力で発電機を回しているのである。本書を読むことにより、あまり知られていないファーブルの意外な一面を知ることができるだろう。