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教師のための教育相談(10470)

¥1,760 税込
商品コード: 10470
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本書では,先生方が悩んだり・困ったりすることの多い6つのテーマについて,すぐに役立つ具体的な対処法や,問題を根本から考え直す視点を紹介しています。 問題が起こる状況は多様で,その対応を類型化することは難しいものですが,先生の側にあらかじめ複数の「選択肢」があれば,悩みの軽減に役立つことはまちがいないでしょう。

★★ もくじ ★★

1.子どもの叱り方

■叱ることへのためらい?
●すぐ怒る私が「たのしい授業」をしていいのかな
中村 文
「〈たのしい授業〉をする教師はいつもニコニコしていて優しく,決して怒ったりすることはない」──そう思っていた私は,子どもたちを叱ることにいつもためらいと罪悪感がありました。でも,思い切って,相談してみると……。

■説教の仕方
東垣 淳
子どもたちへの効果的なメッセージの伝え方とは?

■秩序と笑顔のある教室・授業のために
●ヤマジさんから教わった5つの叱る基準
滝本 恵
チビで迫力のない私。やんちゃな子どもたちには,毎年手を焼いていました。ところが,今年は「叱ってくれる時は叱る先生」と,子どもたちから驚きの評価が!! でも私にはバッチリ心当たりがありました。そう,これは,まちがいなく〈ヤマジさん効果〉です。

■「叱る5つの基準」は研究中です
●感想と補足
山路敏英

■生活指導と〈たのしい授業〉
●子どもと教師のイイ関係は授業から始まる?!
石塚 進
授業以前の問題と思われている生活指導。でも,〈たのしい授業〉を知ってしまってから,ボクの考え方は変わりました。


2.保護者/トラブルへの対応

■「苦情が来たらシメタ」の考え
●備えあれば憂いナシ
伴野太一

■言いにくいことを伝えるとき
●問題を抱える子の保護者との話し合い
日高きく代
難しい子どものことで保護者に相談するのって憂鬱ですよね。マイナスの情報をマイルドに伝えて,保護者とイイ関係になるにはどうしたらいいでしょう? ヒントは特別支援教育にありました。

■クレームについて考える
東垣 淳
クレーム対応のとき,知っていると役立ついくつかの知識。

■盗難トラブルをどうおさめるか?
●中 一夫さんに学ぶ〈ピンチをチャンスに変えるトラブル対応〉
中 一夫・鍋島利江
移動教室で起きた盗難事件。SNS上での噂も広がり,一刻も早い対応が求められる状況に。こんなとき,どんな対応をすればいいのでしょうか?

■学年集会で話をしたとき僕が考えていたこと
●「盗難トラブルをどうおさめるか?」補足
中 一夫
一番の目的は「噂をとめること」。さもないと,最悪の状況だって考えられます。子どもを叱りつけるのではなく,納得した上で理解が得られるような説明が必要。


3.いじめの見方・考え方

■教師・大人のための〈いじめ〉読本
〈いじめ〉の見方・考え方
●第1部〈いじめ〉の原因と判断
中 一夫
〈いじめ〉が原因と思われる事件が起きるたび,マスコミは大々的に取り上げ,学校現場へのプレッシャーは強まります。でも,そもそも今まで行われてきた〈いじめ〉対策は本当に適切だったのでしょうか? 「〈いじめ〉とはなにか」「〈いじめ〉はなぜ起こるのか」,根本的に問い直します。

■教師・大人のための〈いじめ〉読本
〈いじめ〉の見方・考え方
●第2部〈子どものいじめ〉の解決に向けて
中 一夫
人が集団を作るかぎり〈いじめ〉はなくなりません。また,〈いじめ〉を見つけ出そうと監視の目を光らせたり,厳しく処罰したりするだけでは,逆にいじめを陰湿なものに変える恐れがあります。教師にできること──それは〈子どもがSOSを出してくれる存在になること〉。そのために必要なのは,「子どもとたのしい時間を共有すること」です。


4.子どもに寄り添う支援

■もしも自分が子どもだったら見えるかもしれないこと
●「教育相談」の現場から
淀井 泉
先生や保護者の〈見方〉によって,子どもの〈見え方〉は大きく変わってきます。「〈困り感〉がある」と言われている子は,一方では,「マイペースだけど明るくて天真爛漫な人気者」だったりするのです。「子どもを中心にした見方」をしたら,いろんなことが見えてきました。

■言葉がけは否定形より肯定形で
●保健室だより
重森幸代
第一声は「ほっとする言葉」をかけてあげたいですね。

■〈怒ること〉から〈励ますこと〉へ
●子どもたちの本当の応援団になるために
豊田泰弘
怒るたびに自己嫌悪に陥っていた新任時代。感情的に叱ることをこらえ,子どもの表情が見えてきたのはやっと30代になってから。子どもが失敗したとき,励ましの言葉を第一に探すようになった頃から,子どもたちの本当の応援団になれそうな自信とその手立てが見えてきました。


5.ひいきと平等

■ひいきと平等
●僕の〈ひいき問題〉解決法
小原茂巳
教師が「子どものことを好きになる」のはスバラシイことです。だから,たのしい時間をいっぱい共有して,好きになれる子をどんどん増やすというのはどうでしょう?

■ひいきと公平
中 一夫
公平はみんな同じにすること? ひいきするのも大切。

■座談会 ひいきと平等
板倉聖宣・中 一夫・小原茂巳・四ヶ浦友季・伴野太一
〈ひいき〉,イヤですよね。昔から先生が嫌われる理由の上位に位置している〈ひいき〉。でも実際には先生自身は平等に接しているつもりなのに「ひいきしている」と言われることもあります。大切なのは,子どもたちの本当の訴えを読み解くこと。そのための考え方,教えます。


6.病休という選択肢

■〈病休〉という選択肢
松島太郎
移動してすぐ大変なクラスの担任に。授業は成立しなくて教室はめちゃくちゃ。子どもたちは暴言の嵐。暗~くて,みじめで,シンドイ毎日に,ついに心が限界を迎えました。心療内科で「適応障害とうつ状態」と診断されたのをきっかけに,思い切って「病休」をとってみたら……。

■〈病休ってなにナニ?〉勝手にQ&A
松島太郎
病休に必要な書類は? 誰に相談すればいい? 給料ってどうなるの? 気になること教えます。

■先生たちの悩み相談を受けて思うこと
●〈たのしい授業〉に関わる人たちの悩みパターン
中 一夫
教師の悩み,深刻です。「たのしい授業」に関わる人たちも例外ではありません。悩みがまったくなくなることはありませんが,自分を苦しめ,追いつめないようにすることはできます。そのためには,「悩みパターン」を知り,「自分を守る努力」をすることが大事。私がよくする「自分を守るための5つのアドバイス」をご紹介します。また,「悩み相談を受けた場合に気をつけたいこと」も。


★★ 詳細 ★★

ページ数:272ぺ
サイズ:128×185
2017年11月臨時増刊号(NO.470)

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